ここ最近、暗号通貨の基軸通貨と言われる「ビットコイン」のハードフォークが頻繁に行われています。
あまりにも様々なフォークを繰り返すのでトレーダーはもちろん相場も「フォーク疲れ」などと言われていますが、Bitcoin問わずハードフォークには「新しく誕生したコインの付与」という特典があります。
Bitcoinのハードフォークで誕生した新仮想通貨で有名なものに Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ) がありますが、2017年10月17日頃には1BCH(BCC) = 約3万5千円 だったのが 11月27日には 1BCH(BCC) = 約19万円 と一ヶ月程度で価格を数倍に上げました。
このように値上がりの可能性がある新ビットコインですが、誕生後に付与されるかどうかの対応は各取引所ごとにまちまちとなっています。
価値があるかどうかはわからないにしろ、ビットコインキャッシュの件があるので貰えるならばもらっておきたいですよね。
そこで本記事では、ハードフォーク後に誕生した新ビットコインの付与がどこよりも速く、なおかつフォークコインを率先して取り扱いしていることで話題になっている海外取引所「Binance」の概要についてお話しします。
目次
Binanceとは?

中国に拠点を置く暗号通貨取引所です。
2017年7月にスタートしたばかりの取引所ですが、取引所の取引量ランキングでは11月現在 8位 と大きく成長している取引所です。
またユーザー投票のよって新しい暗号通貨の上場を決めるといった斬新なシステムも特徴です。
手数料が安い
Binanceは大手海外取引所の中でも手数料が安いことで知られています。
PoloniexやBittrexといった有名な取引所と比べてみても、手数料が大変安いことがわかります。
手数料 | Binance | Poloniex | Bittrex |
---|---|---|---|
Maker | 0.1% | 0.15% | 0.25% |
Taker | 0.1% | 0.25% | 0.25% |
手数料をBNBで支払えばさらに 50% 安くなる

Binanceには BNB 、「Binancecoin」があります。
これはBinanceの独自トークンなのですが、手数料をこの BNBで支払うと現在の手数料がその50%、つまり半分で済みます。
現在でも安い手数料がさらにその半分で済むというのもBinanceの魅力です。
日本語対応済み

またBinanceは多言語対応済みの取引所で、日本語にも対応しています。
海外取引所を使う時のネックの一つが「言語」ですが、その点でも日本語ユーザーが利用しやすく配慮されています。
Binanceの取扱通貨一覧
Binanceでは2017年11月27日現在、下記の 80種類 のコインの取り引きが可能です。
AMB (Amber) | ARK (Ark) | ARN (Aeron) |
AST (AirSwap) | BAT (Basic Attention Token) | BCC (Bitcoin Cash) |
BCD (Bitcoin Diamond) | BCPT (BlockMason Credit Protocol) | BNB (Binance) |
BNT (Bancor) | BQX (ETHOS) | BTC (Bitcoin) |
BTG (Bitcoin Gold) | BTM (Bytom) | BTS (BitShares) |
CDT (CoinDash) | CTR (Centra) | DASH (Dash) |
DGD (DigixDAO) | DLT (Agrello) | DNT (district0x) |
ENG (Enigma) | ENJ (EnjinCoin) | EOS (EOS) |
ETC (Ethereum Classic) | ETH (Ethereum) | EVX (Everex) |
FUEL (Etherparty) | FUN (FunFair) | GAS (NeoGas) |
GVT (Genesis Vision) | GXS (GXShares) | HCC (HealthCare Chain) |
HSR (Hshare) | ICN (ICONOMI) | IOTA (MIOTA) |
KMD (Komodo) | KNC (KyberNetwork) | LINK (ChainLink) |
LLT (LLToken) | LRC (loopring) | LSK (Lisk) |
LTC (Litecoin) | MANA (Decentraland) | MCO (MONACO) |
MDA (Moeda Loyalty Points) | MOD (Modum) | MTH (Monetha) |
MTL (Metal) | NEO (NEO) | NULS (Nuls) |
OAX (openANX) | OMG (OMG) | POE (Po.et) |
POWR (PowerLedger) | QSP (Quantstamp) | QTUM (Qtum) |
RCN (Ripio Credit Network) | RDN (Raiden Network Token) | REQ (Request Network) |
SALT (Salt) | SNGLS (SingularDTV) | SNM (SONM) |
SNT (Status) | STORJ (Storj) | STRAT (Stratis) |
SUB (Substratum) | TNT (Tierion) | TRX (TRON) |
USDT (TetherUS) | VEN (VeChain) | VIB (Viberate) |
WTC (WaltonCoin) | XMR (Monero) | XRP (Ripple) |
XVG (Verge) | XZC (ZCoin) | YOYO (YOYOW) |
ZEC (Zcash) | ZRX (ZRX) |
日本の取引所だと coincheck の取り扱い数13種類が最高ですが、Twitterのトレーダー同士の会話や海外の暗号通貨関係のニュースでしかお目にかかれない暗号通貨も幅広く取り扱っています。
Binanceへの登録方法はこちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
海外取引所「Binance」(バイナンス)の 登録方法の解説
ビットコインのハードフォークについて
ビットコインからハードフォークした通貨一覧

Bitcoinからハードフォークして誕生したビットコインには下記があります。
- Bitcoin Cash (BCH)
2017年11月27日現在 1BCH = 約19万円- Bitcoin Gold (BTG)
2017年11月27日現在 1BTG = 約4万円- Bitcoin Diamond (BCD)
2017年11月27日現在 1BCD = 約7千円
ビットコインキャッシュは約19万円、ビットコインゴールドも現在4万円という価格になっています。
ビットコインさえ所有して取引所に預けていれば、保有数と同数程度の新ビットコインがタダで付与されて、さらにこのように高値になることからハードフォークで誕生するビットコインをもらっておきたいという人の需要が高まっています。
Binanceは上記の新ビットコインは全て対応していて、誕生した際には付与を行っています。
2017年11月以降のBitcoinハードフォークの予定

それでは次に、今後のBitcoinのハードフォークが予定されているものを見ていきましょう。
- 2017年12月1日予定
Bitcoin Platinum(ビットコインプラチナム)- 2017年12月17日前後予定
Super Bitcoin(スーパービットコイン)- 2017年12月予定
Bitcoin Silver(ビットコインシルバー)- 2017年12月31日予定
Bitcoin Uranium(ビットコインウラン)- 2018年1月予定
Bitcoin Cash Plus(ビットコインキャッシュプラス)
現在わかっている有名なものだけでも 5種類 あります。
さらにあまり有名じゃないものまで含める相当な数のハードフォークが計画されています。
ハードフォークしたビットコインの付与を狙うならBinanceがおすすめ

このことから、「Binance」ならハードフォークで誕生した新しいビットコインに対応し付与を行う可能性が高い取引所ということになります。
さいごに
ビットコインのハードフォークに強い取引所 Binance はいかがだったでしょうか。
ハードフォークしたビットコインは、オリジナルのビットコインに取って代わるような盛り上がりは見せていませんが、じわじわと価格が上がり続けています。
後になってから「タダで付与してもらえばよかった」と後悔するよりも、もらえる時にぜひもらっておきましょう!
Binanceへの登録方法はこちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
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