ビットコインの登場により仮想通貨における「投げ銭」文化が普及しています。
本記事では、簡単に、しかもごく小額から、応援や感謝の気持ちを伝えることができる仮想通貨の「投げ銭」について解説していきます。
目次
良いパフォーマンスに対して金銭を渡すことが元々の「投げ銭」の意味
投げ銭(なげせん/なげぜに)
大道芸人が芸の最後に帽子などを出し、お客さんから集めるお金のこと。昔はステージ上で芸を見せ、お客さんからお金を札にくるんで投げてもらっていたようで、そのような風習からこういう名前がついている。
参考:Webio辞書 https://www.weblio.jp/
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では”チップ“として日常的に取り交わされています。
良い経験をしたときに、「その経験をくれた相手に対するお礼」として、金銭を渡すことが当たり前の文化として根付いています。
仮想通貨における投げ銭は、応援したい気持ちの表現手段!
対面で金銭を渡す本来の投げ銭とは違い、仮想通貨の投げ銭はいつでもどこからでもすることができます。
顔も知らない相手に対し、こちらの個人情報を渡すことなく気軽に寄付ができるという特徴があります。
現在は様々な通貨やトークンによる投げ銭がおこなわれています。
公開鍵を提示するだけで匿名での募集、寄付が可能
仮想通貨によって行う投げ銭は電子データのやり取りですから、
インターネット環境があれば行うことができます。
例えば個人で動画を作成して動画サイトへアップしているクリエイターなら、
自分のウォレットアドレスを公開しておくだけで、有志からの寄付を集めることができます。
手数料や送金時間にかかるロスを減らせる!
投げ銭システム使うメリットは下記です。
- 特定の個人へ匿名での直接的な寄付が可能
- 手数料がほとんどかからない
- 着金までのタイムラグが少ない
中央集権のないブロックチェーンを使用している仮想通貨での送金には、通常必要な銀行の経由が不要です。
そのため海外への投げ銭をする際には、とくにメリットを実感できると思います。
投げ銭について抑えたいポイント3つ!
- 仮想通貨だからネット環境があればいつでもどこからでも可能!
- 個人情報が不要だから匿名で寄付ができる!
- 感謝の気持ちや応援を小額から伝えられる!
さいごに
企業だけでなく、個人クリエイターが世界に発信できるようになりましたが、
その収益化は非常に難しく、もっと良いものが作りたいというクリエイター自身の欲求やユーザーからの要望に対し、満足に答えることができませんでした。
仮想通貨による投げ銭システムがもっと普及すれば、それにより収入を得たクリエイターたちによって、
より良い作品の生産を促進することにつながり、私たちの生活がもっと便利に楽しくなるかもしれません。